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同級生 (講談社文庫)
東野 圭吾

定価: ¥ 700
販売価格: ¥ 700
人気ランキング: 6553位
おすすめ度:

発売日: 1996-08
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
意外と本格的
学園モノということもあって、もうちょっと軽い話かなぁ、って思ってたんだけども
なかなかどーして結構読み応えありました。
序章の部分に書かれてたことがどうしても気になっていたけど
最後の最後までまったく触れられてなくって、それがかえって気になりすぎてた感はあったかもw
主人公の一人称でずっと話が進んでいくにもかかわらず
あちこちにきちんと伏線が張られていて、主人公と一緒にどんどん事件を解決していくような
そんな感覚かな。
でも、やっぱり結果は意外な終わり方で。
これまた東野作品にありがちなタイトルが最後で生かされていて。
この作品は推理小説ではあるけども、同時に恋愛小説でもあるような
そんな印象を受けた作品でした。
学園ものだけど愛憎劇
巧みな人間関係。学園内だけではなく、主人公を中心に様々な人間が絡み合ってくる。
学園恋愛ミステリーかと思いきや、その枠を飛び出して どんでん返しが待っている。
’この人が関係あるんじゃないか’と思わせるが、確証を得られず物語は進む。最後で’やはり自分の読みは合っていた’と読者を喜ばせるところなんかも、ニクい。匂わせておいてあたり、匂わせておいてハズレ、そんな微妙なさじ加減も、さすがだ。
ただの物語だが、個人的には事故死した女子高生を哀れに思う。
結末を知れば、なおさらね。
西原荘一の周りにおきる疑問を解いていく
宮前由希子が交通事故で亡くなった。それを探る主人公の西原荘一は、この交通事故に何か裏が隠されているのではないかと思い、それを調査する。
この主人公である西原荘一の周りにおきる謎というか疑問を解いていく。交通事故やそれから派生する謎を知っていく時に、物語がだんだん完結していく。キーマンは、水村緋絽子なんだろうか。まあ、ある意味ラブストーリーという言い方もできるかもしれない。序章の妹の春美のことも絡んできて、それは重々しいなあと感じるところである。
それにしても、灰藤にしても御崎にしても、陰湿で陰険なやつらだなという感じがしてならない。西原を陥れようとしたりするわけだから、これでも学校の先生かという感じがした。
それにしても、学校の先生の描き方が全員悪者のように描写されているのは、東野氏の学校の先生に対する思いからきているんだろうね。連中は自分たちのことを立派な人物だと錯覚していることに気づかないことに、辟易する。学校の先生ってそんなに尊敬できる人かい?という疑問は私もずっと持っていました。あとがきの話はすごく共感できるところが多かったですね。
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