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時生 (講談社文庫)

時生 (講談社文庫)
東野 圭吾
時生 (講談社文庫)
定価: ¥ 790
販売価格: ¥ 790
人気ランキング: 2037位
おすすめ度:
発売日: 2005-08-12
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

3つのテーマでややおもしろさ分散気味
いろいろな話があっておもしろいことはおもしろいんだけど、
なんかこう、核となるものがない物足りなさみたいなことを感じてしまう。
そもそも未来に生まれる子供がタイムスリップしてくるという設定が、
この物語にどうしても必要なのか。
やさくれた主人公の自分探しの成長物語なのか、
政府系特殊法人の不正事件に巻き込まれたミステリーなのか、
そこに現実にはあり得ないタイムスリップという仕組みが輪をかけ、
大事なものがみんなおぼろげになってしまっているような気がする。

どれか1つに話を絞った方がいいと思う。


感動作なのだろうが、他の東野作品に比べるとイマイチ・・・
 ファンタジー作品でもあり、感動作だと思うのですが、個人的にいうと今まで読んだ東野圭吾の作品の中では一番面白くなかったです。

 拓実の過去の真実が解明されるくだりは良かったです。特に「いまこの瞬間でも僕は未来を感じることができるから」という言葉はグッときました。でも、そこ以外はイマイチでした。他の東野圭吾作品と比べるとイマイチ緊迫感が伝わってこなかったです。

 東野圭吾の推理物が好きな人だとつまらないかもしれません。東野圭吾作品をたくさん読んでいる人はまあ一回は読んでみる作品だと思います。

これを読んで思い出すのは・・
 率直なところ重松 清著の「流星ワゴン」を思い出しました。

 読み始めはこの長編をどうしよう?と思える厚さの本ですが、軽快なテンポで最後まで突っ走ります。

 時を超えて巡り会う親子を通じて「託された未来」をテーマに描いてます。

 臨終間際の息子(トキオ)が入院する病院の待合室で拓美が語り始めた不思議な話「過去にトキオに出会っている・・・。」

 親を残し、若くして死ぬ息子は果たして幸せだったのか?

 巧妙な仕掛けが最後にピタリとはまる様は流石である。




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