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しのぶセンセにサヨナラ―浪花少年探偵団・独立編 (講談社文庫)
東野 圭吾

定価: ¥ 620
販売価格: ¥ 620
人気ランキング: 8237位
おすすめ度:

発売日: 1996-12
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
待望の続編
『浪花少年探偵団』の続編です。前作の最後でしのぶ先生は教職を休業し、内地留学で大学に通うことになります。これによって今作では学校という地理的束縛から解放され、様々な事件に関わることが可能となりました。草野球に助っ人に行ったことによって関わることになる事件や、自動車教習所に通う中から関わることになる事件など、事件の性質は様々です。しかし、いずれの事件でも元教え子がサポート役として登場することによって、『浪花少年探偵団』というタイトルを裏切らないものとなっています。
これまでの作品群には大阪の地理に疎い僕にはわかりづらい部分もあったのですが、しのぶ先生が上京する話には東京の地理が出てきて楽しめました。最後は先生が教職に戻り、新藤刑事との恋愛関係にも一応の決着が付いてめでたしめでたしです。
痛快娯楽活劇推理小説!
しのぶセンセは黙っていれば美人の小学校教師。
でも中身は男勝り。口より先に手が出る…
いや、口も手も出る行動的な浪花女である。
情が厚くて生徒に慕われ、内地留学中で現場を離れていても
元教え子たちが集まってくるような、頼もしい姉御、いやセンセである。
周りで事件が起こると警察に任せてはおけず、首をつっこみまくり、
鋭い観察力と行動力で真相究明に貢献する。
とにかくしのぶセンセのバイタリティーが強烈で痛快。
悪ガキたちとのやりとりは軽妙で面白く、
しのぶセンセに惚れ込んだ、ヒラ刑事とキザ会社員のバトルもばかばかしくて笑える。
ほろりとさせる人情話的要素もあって、
ドラマにしたら面白そう。
しのぶセンセ役は、中沢裕子あたりでどうでしょう。
ちょっと年は上ですが。
もうひとつの東野圭吾
シリアスな作品が氏の中心だと思いますが、氏のもうひとつの本質は、大阪お笑い系楽天家のような気がします。たぶん・・・。
そんな風に思ってしまう作品です。「名探偵の掟」「名探偵の呪縛」など、もろお笑い系の作品ともまた一味違う、心暖まるユーモア推理連作短編。浪花少年探偵団の続編です。
さりとて、謎は小粒ながらピリリと光るこの作品に相応しいもので、こんな軽い作品でも、氏の才能に改めて脱帽してしまいます。
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