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おれは非情勤 (集英社文庫)

おれは非情勤 (集英社文庫)
東野 圭吾
おれは非情勤 (集英社文庫)
定価: ¥ 500
販売価格: ¥ 500
人気ランキング: 107498位
おすすめ度:
発売日: 2003-05
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

本当に器用な作家
こんな作品も書いちゃうのね。
少年少女向けと侮るなかれ。結構面白い!
クールでどうぜ3ヶ月だけだし、子供なんて適当に扱っていればいいや。。ぐらいに思っているらしい、名無しの非常勤先生は、それでも最後にはいつも薀蓄のある言葉を放って、けっこう熱血先生じゃん。。みたいな。。
あっという間に読めて、退屈しのぎにはお手ごろ本でしょう。


気軽に読める短編集
1話15分ほどで読める、ジュブナイルの短編集なので移動中の時間に読むといいかもしれません。
学習雑誌に連載されていたこともあり、トリックは比較的簡単です。

子供に対して非情ながらも温かい俺
本書は、小学生向けの雑誌で掲載されていたものを文庫化したものである。ミステリー作家を目指しているために非常勤教師になっている「おれは非情勤」シリーズが6編と小林竜太という小学生が主人公になった「放火魔を探せ」と「幽霊からの電話」の2編が収録されている。

「おれは非情勤」シリーズの6編は以下のとおりである。全部において、簡単な謎解きに関して、主人公の非常勤教師が探偵となって事件の解決に至る。そして、犯人に当たる生徒たちに対して、非情ながらも暖かい言葉を捨て台詞として語ることになる。
・「6×3」
・「1/64」
・「10×5+5+1」
・「ウラコン」
・「ムトタト」
・「カミノミズ」

「放火魔を探せ」と「幽霊からの電話」は上記の「おれは非情勤」シリーズとはまったく絡まない。ある意味において、ボーナストラック的な作品といえる。小林少年がなぞを解くような話になっている。「幽霊からの電話」は、最後ほっとして和むような作品だったと思う。

本書で気になる言葉や発言は、「人間ってのはさ、好き嫌いがあって当然なんだ。だけど、確かなことは、人を好きになって得をすることはたくさんあるけれど、嫌いになって得することはめったにないことさ。だったらわざわざ嫌いな人間を探す必要もない。」が一番気になりました。わざわざ、自分から嫌いな相手を探す必要はないと思う。嫌いという感情がそもそも負の感情だから、負の感情を思っていたら気が晴れないからね。



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