人気の和書通販Top >  浅田次郎 >  椿山課長の七日間

椿山課長の七日間

椿山課長の七日間
浅田 次郎
椿山課長の七日間
定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 138622位
おすすめ度:
発売日: 2002-09
発売元: 朝日新聞社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

激務がたたり脳溢血で突然死したデパートの中年課長が、たった7日間の期限つきで現世に舞い戻ってくる。ただしみずからの正体を明かすことは許されず、39歳の独身美女の姿を借りているため、行く先々で珍騒動が巻き起こる。家族に、仕事に、やり残したことをやり遂げ、主人公は無事成仏できるのか。行動をともにするやくざの組長と小学生のストーリーをからめつつ描かれる、ハートウォーミングな「死者の自分探し」の物語である。 もともと新聞連載小説だけに、随所に泣き笑いのつぼが設定されており、著者独特の歯切れのいい文体ともあいまってたちまち引き込まれる。脇役の一人ひとりまで丁寧にキャラクター設定された「優しい人」「いい人」たちによるファンタジーは、まさに浅田節の真骨頂だ。おまけに中年の純情恋愛までが織り込まれ、山あり谷ありで読者を飽きさせない。やや意外なラストシーンはほろ苦くも温かい味わいを残す。 美しい女性の肢体をわがものにした主人公の行動のおかしみ、間抜けな死に方をしたやくざのべらんめえ口調の説教節など、著者ならではのディテール描写、懐かしくも美しい日本語の世界などは、本筋をはなれても楽しめる。死をめぐり、家族間、世代間で感想を述べ合うきっかけとしても好適のエンターテイメントといえよう。(松田尚之)

邪淫の罪
デパートの婦人服売り場で働く椿山が、あまりにも突然に過労死してしまう。
椿山課長とともに、武田組長、小学生の男の子も姿を変えて現世に舞い戻る。
何の関係もなさそうな三人だが、最後にはつながりを持たせるというストーリーは、意外性があっておもしろかった。椿山課長の奥さんや、お父さんの秘密にもびっくりさせられた。
映画では、椿山課長を西田敏行さんが演じている。
美女に姿を変えた椿山を伊東美咲さん。(これは明らかにミスキャスト)
小説も映画も、それぞれに楽しめる。


かなしく切なくでも、あたたかい。
自分がもし死んだとき、どうなるんだろう…こんな感じだったら少しうれしいなあ。と思わせてくれました。
少し切なくて、でも奥が深くて。最後は、私にとっては悲しすぎる結末だったのが残念です。
でも、現実の世界だって、全てがハッピーエンドじゃないからなあ…

人の生きる意味を教えてくれた
人は、愛する人を失った悲しみを乗り越えて生きていける強さを持っている。だから、死んでいった人間が心配することなど、何もないのかもしれない。椿山課長が本当にやりたかったことは、自分を愛してくれた者たちへ、「ありがとう」の言葉を伝えることではなかったのだろうか?心を込めたありがとうの言葉の中には、その人のすべての思いが凝縮されているような気がする。人の生きる意味を改めて考えされられた本だった。



関連エントリー

人気の和書通販Top >  浅田次郎 >  椿山課長の七日間