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人恋しい雨の夜に せつない小説アンソロジー (光文社文庫)

人恋しい雨の夜に せつない小説アンソロジー (光文社文庫)

人恋しい雨の夜に せつない小説アンソロジー (光文社文庫)
定価: ¥ 520
販売価格: ¥ 520
人気ランキング: 44036位
おすすめ度:
発売日: 2006-06-13
発売元: 光文社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

大好きな浅田次郎選にひかれて
読んでみた。
浅田先生の読書好きがあとがきに書いてあったが、本来は書くことより読むことがすきで、飲まず食わずでも数日はいられる自身があるが、読書が無くなったら一日ともたずに死んでしまうだろう。。というくだりに笑った。
氏の幅広い読書暦が窺えるアンソロジーとなっている。
特に気に入ったのは”あくる朝の蝉”BY 井上ひさし。 情感ただよう田舎の風景と寂しい二人の兄弟と、つらい気持ちのばっちゃの心情が、短編の中に感動的に織り込まれていた。
”おひなさま”BY 浅田次郎は胸がキューンとせつなくなる。
芥川龍之介の"蜃気楼”は、ちょっと難解。何を語りたかったんだろうか?


慈しみの小説たち
カポーティから平家物語まで、
さまざまな「せつない小説」が詰まっている。

古今東西の小説から浅田次郎がこれらを選んだのは
弱者に対する視点という基準ではないかと、
詠み終えてから思った。

それは平家物語であればそれは敗れゆく平家であり、
三浦哲郎であれば複雑な家庭環境に育った兄弟である、
というように、どの小説のスポットライトも
ヒーローよりも弱者の側に向けられていて、
それがせつないながらもあたたかい読後感を生んでいる。



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