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「新しい戦争」とメディア―9・11以後のジャーナリズムを検証する

「新しい戦争」とメディア―9・11以後のジャーナリズムを検証する

「新しい戦争」とメディア―9・11以後のジャーナリズムを検証する
定価: ¥ 2,730
販売価格: ¥ 2,730
人気ランキング: 510381位
おすすめ度:
発売日: 2003-04
発売元: 明石書店
発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送

メディアは何を伝えたのか?
本書は、一橋大学社会学部・内藤ゼミの学生が、9.11以降、イスラムがどのように世界に報道されたのかを検証している。
日本の新聞各紙のスタンスや、米国メディアの報道の様子、日本の戦争体験者の方々の見解、イスラムの人々の話などで構成されている。
ここで注目すべきは、先入観から生じる誤解を持たれやすいイスラムの人々に焦点を当てたことだと思う。
本書では、マスコミではない学生が、都内のモスクに実際に足を運び、在日ムスリムたちと対話することで、
"人間同士の繋がり"を築き上げ、自分の目と耳で得た情報を記事にしている。
そうすることによって、多くのマスメディアが見落としがちだったムスリムたちの本当の姿が浮き彫りになっていたのではないかと思う。
新聞や雑誌で報道されていることが必ずしも真実とは言い切れないこと、"無知"は"恐怖"を生むこと、人間に対する想像力を鍛え上げなければいけないということ・・・・・
本書には、今世界が抱えている最も重大な問題に真摯な姿勢で取り組む若者たちの熱意が込められていた。
この本を執筆した当時の彼らと同じ年齢の私には、とても刺激になった。
また、専門家による堅苦しい文体で書かれていないため、比較的読みやすかった点も良かったと思う。



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